新潟上越でのコミュニティ活動 2014-2024

新潟上越でのコミュニティ活動 2014-2024

Clock Icon2024.12.17

上越オフィスの植木です。本日はアドベントカレンダー2024 17日目、ということで個人で参加している上越でのコミュニティ活動(?)についてブログにまとめたいと思います。

コミュニティ活動(?)、と、はてながついてるのは、活動の中には市や地域のNPO団体とも協力しながら取り組んでいるのもあるためです。

なおこのブログの想定読者は社内の人や、これまでJAWS-UGでお世話になった方々向けです。
「JAWS-UG上越妙高どうなったの?」に対する回答になってればうれしい。

謙信KIDSプロジェクト プログラミング講座

上越教育大学と一緒に小学生に向けたプログラミング入門講座に参加していました。
令和5年度の様子

Scratch3 や Ozobot などを使い、ブロックプログラミングを通じて子ども達がプログラミングに触れて興味を持ってもらう活動です。

先生の話をじっと聞く子、話を聞かず自分のペースでどんどん進める子、手本通りにことを進める子、習ってない機能をいろいろ追加して遊ぶ子など、特徴があって見てて楽しいです。

U-16プログラミングコンテスト上越妙高

U-16プログラミングコンテスト

2011年に旭川で始まったプログラミングコンテストを、上越でも2021年から取り組みを開始しています。

U−16プログラミングコンテスト上越妙高 - U-16プログラミングコンテスト上越妙高

主な参加者は小学校高学年から中学生くらいです。CHaserという対戦型ゲームプラットフォームを使い、Pythonを使ってプログラミングをします。

謙信KIDSの取り組みがあったお陰で、初年度から上越市や上越教育大学と連携したまさに産官学な取り組みをすることができています。

4年目となる今年は、周辺の妙高市や糸魚川市の協力ももらいつつ、事前講習会には14名の子どもたちが参加してもらっています。

次の課題は運営継続のための資金調達です。お金大事。

プログラミングもくもく会

U16プログラミングコンテストに参加してくれた子どもが、より深くプログラミングを学べる場として2023年から開始しています。

2024年の教材は、CHaser上級、Unity入門、Python入門でした。

私が担当するCHaser上級では「どうしたらもっと強いCHaserクライアントが作れるのか?」を考え実装してもらっています。ただ「CHaserクライアントにどういう動きをさせたいのか?」を考え言葉にすることを子どもたちに伝える難しさに直面しています。

言語化大事。

情シス in 新潟

新潟県内の情シス担当者が集まってお互いの困りごとや解決案を情報共有する場です。

情シスin新潟 - connpass

1情シス担当者として参加させてもらってますが、一言に「情シス」と言っても業界や企業によって取り組んでることや課題が本当に多種多様なことに気付かされます。

パソコンからシステム管理、ネットワークからプログラミング、もちろんDX企画までやること盛りだくさんです。

「情シスは総合格闘技」

情シス楽しいよ、情シス。

Joetsu Tech Meetup

上越地域に住むITに関わりがある人が集まって交流する場として2017年に始まりました。エンジニアだけでなく、デザイナーやIT教育に関わる方たちも参加するコミュニティです。

上越TechMeetup - connpass

2020年からは新型コロナの関係もあり、残念ながら開催が止まってしまっている状況です。

U16プログラミングコンテスト等でITに興味を持ってくれた中学生や高校生が、実際のIT現場の取り組みや課題を知ってもらう場としてぜひとも復活させたいと思っています。
IT業界がどんな仕事かって中高生に伝えるの本当に難しいので。

上越地域IT企業合同会社説明会

上越地域IT企業会社説明会

上越地域にあるIT企業が毎年3月に集まって合同の会社説明会を行っています。2022年の8月から始まった取り組みで、来年2025年3月で4回目になります。

上越地域IT企業合同会社説明会 | 特定非営利活動法人上越地域活性化機構(ORAJA)

上越オフィスがある北陸新幹線 上越妙高駅周辺に首都圏のIT企業のサテライトオフィスが増えてきたのもあって、「地元採用を目指すなら一緒に合同会社説明会やりませんか?」と声をかけたのが発端です。

地元のIT企業が集まるNPO団体「上越地域活性化機構(ORAJA)」にも声をかけたところ、あれよあれよと上越市の産業政策課にも協力いただけることになり、毎年50人を超える学生や中途求職者が集まる場となっています。

上越のIT企業だけでなく、製造業の情シスの担当者の方も参加しています。どこも人手不足という声を聞いてますので、会社説明会を通じて少しでも地域の企業の就職・採用に繋がってほしい思いでやってます。

この会社説明会をきっかけに地元IT企業を知り、そこから採用に繋がったという話も聞こえてくるようになりました。うれしい。

JAWS-UG上越妙高

最後にJAWS-UGです。

JAWS-UG 上越妙高支部 | Doorkeeper

そんなこんながありまして上越妙高支部の活動が止まっています。
上越地域でもチラホラとAWSを使った案件の話を耳にすることが増えてきたので、Joetsu Tech Meetupの1テーマとしてAWS勉強会を開催したいと思っています。

まとめ

ここ最近は、小学生へのIT体験からはじまり、中高生へのプログラミング講座、合同会社説明会を通じた地元企業への就職までと線を繋げる活動をしていました。

上越でも2023年から盛り上がってる生成AIを活用した業務改善に興味を持った企業・団体からの相談も増えています。

とはいえ興味を持ってもらってもそれを実行できる人手が足りないのが課題です。

上越は人口減少で、それをカバーするためのIT化が益々求められると思ってます。今後もITを知ってもらい、活用してもらい、地元就職に繋がるような取り組みをしていきたいと思っています。5年〜10年くらいかけて「やわやわ」やっていきます。

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